ビカクシダ〈プラティケリウム・リドレイ〉 成長記録

  • 和名: ビカクシダ・リドレイ(コウモリラン)
  • 学名: Platycerium ridleyi
  • 分類: ウラボシ科/ビカクシダ属
  • 原産地: マレー半島、ボルネオ、スマトラ島
  • 交配: 原種
  • 成長期:春~秋
  • 休眠期:
  • 花期: シダなので咲きません。
  • 耐寒性: 弱め。室内でも暖かいところに。最低15度以上だと安心です。
  • 耐暑性: 暑いのは特に問題ないかと。蒸れに弱いので昼間の水やりは注意です。
  • 日照: 大好きです。真夏の直射は避けた方がいいかも。
  • 結実性: 胞子ができます。
  • おすすめの置き場所: 冬は屋内の明るい場所。成長期は日に当てる。
  • ひとこと: 見た目のレタス感に違わず、虫の対好物なようです。外で育てる場合は気をつけましょう。

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【2019.11.18】

ついにやってきましたリドレイさん。しかも2株。

なんと、私の誕生日プレゼントです。ずっとネットで検索したりメルカリで探したり「かわいいな〜」とかつぶやいていたら、いただいちゃいました。

なんか五月人形ぽいな。

こっちは、配達時のトラブルで到着が遅くなってしまったらしく、カラカラのパサパサで到着した(と聞きました。私の誕生日まで、介抱してくれていたようです。)ちょっとかわいそうな人ですが、それでもなんとか持ち直してます。
貯水葉はどうせすぐに茶色くなるものですし、胞子葉も先っぽの痛みだけなので、大丈夫。

リドレイの育て方ですが、ネットで調べたりすると、やたら難しい難しいと書いてあります。難しいという話しか出てこなくて、調べれば調べるほど育てる自信を削ぎ落とされます。

難しいと言う割に、何がどうして難しいのか 書かれていないのが多いような気がしますが、私なりにサクッとまとめると、要は湿度と温度のバランスで、冬をこすのが難しいんでしょうかねと思います。

基本的に冬は20度程度に加温してあげて、湿度は好むけど貯水葉がセンシティブなので、水が溜まった状態が続かないように、風を当ててやる、水が溜まっていたらティッシュで吸い取るということをまめにしてあげれば大丈夫なのではないかと思っています。

ちなみに、根っこの過湿にもかなり弱いようで、常に水苔が湿っているような状態は苦手みたい。雨がザッと降ってカラッと晴れる、そんなイメージでしょうか。(かといって、水苔がパサパサになるまでほったらかしにしていると根っこが切れたりする様です。… やっぱり難しいのか。)

私も自信があるわけではありませんが、念願のリドレイさんです。
大切に育てたいと思います。


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【2020.01.30】越冬 in the 水槽

というわけで、常に部屋中暖房をかけておくわけにもいかないので、冬の間、水槽温室を準備してぬくぬくしてもらっていました。

  • 光源には植物育成葉の蛍光灯「ビオルックス」を4本
  • 加温には爬虫類飼育葉のヒーターマット 「ピタリ適温プラス」
  • 温度が上がりすぎた時のために冷却用の「ペルチェ素子」
  • 送風にアマゾンで買った安いPCファン
  • 水槽はコトブキの60cm水槽

水槽の底に敷いたヒーターの上にバットを置いて、そこに水をためているので、その水が加熱されて湿度が上がる仕組み。

…贅沢なやつだ。
(だいぶ簡単な仕様ですが、水槽温室の作り方は改めてまとめる予定です。少々お待ちくださいませ。)

両脇に居候がいますが。

今年は大暖冬。

まだ1月が終わるところだけど、もう春のような暖かさ。このまま寒くならないで春を迎えるという予報もあります。

南国系の植物にとっては嬉しいことですが、どうなんでしょうね。。。


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【2020.03.12】

なんか、リドレイさんご機嫌です。暖冬とはいえ、リドレイにとってはまだまだ寒い日もありますので、引き続き水槽の中。
割といい環境が作れているようで、ゆっくりですが水槽の中でも成長を続けてくれています。

最初に傷んでた部分はもうどうしようもないけど、新しい葉っぱも出てきましたし、貯水用もじわじわ大きくなってます。

冬越し成功しましたかね。


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【2020.08.10】カイガラムシが!

しばらく、あまり変化がないなぁと思いながら気長に様子を見ていたのですが、なんだかだんだん葉先がシナっとしてきてしまい、色も薄くなってしまいました。

葉をよく見てみると、なんとまさかのカイガラムシ。

ここにも
こっちにも
ここにもいる

ちょっと目を離しすぎました。出てしまったからには仕方ないので、ひとまずピンセットで駆除。

成虫だけでこんなたくさんいました。このほかに、よぉ〜くみると小さい薄黄緑の幼虫がうじゃうじゃいたので、濡れティッシュで拭いた後にアプロード水和剤の1000倍希釈を散布。

カイガラムシは一度発生すると根絶が難しい「難防除害虫」とされています。しばらくは気が抜けません。新しい胞子葉も出てきてはいるので、なんとか持ちこたえて欲しい。

ちなみに、もう1つの株はいたって健康です。貯水葉が鉢を包み込み始めました。

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大失敗。復活に賭ける。

その後、ちょっと色々あって瀕死に追い込んでしまいました。意気消沈しております。が、まだ諦めていませんので、復活の可能性にかけてみます。続きは下のリンクから。

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