ペドロの黒斑は放っておいてもいいんじゃないか説。P.Pedro tatsuta の黒斑は、対処しなくても成長するらしい。

最近ビカクシダ界隈はドワーフフィーバーで新しい高額品種が次々と。かつて最高峰といわれたペドロタツタも、少し存在感が落ち着いてきたような気もします。とはいえ、素晴らしい品種であることには変わりありません。相変わらずいい値段しますし。

そんなペドロですが、この品種の生育中によくある問題が2つあります。そう、首折れと黒斑。

今日はそのうちの黒斑の方について、対処した方がいいのかどうかについて、私の株の成長過程とともに見ていきましょう。

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ペドロの黒斑は放っておいてもいいんじゃないか説。

はい。もう最初に書きますが、私の仮説というか、現時点での感覚としては、「黒斑は対処せずとも大きな問題にはならない。」です。なんとなく、子株の時に多く現れて、成長とともに症状が少なくなっていくように感じます。

入手当時から見ていきましょう。

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入手当時。黒斑出始め。

こんな感じですね。結構小さい株で入手しましたが、かれこれ2年くらい、ひたすら黒斑が出続けました。

実は、だんだん出なくなるよという情報を小耳に挟んでいたので、それを信じて特別な対処をせずにいたのですが、その間も特に成長速度に影響があるとか、他の株に移ると言った感じはありませんでした。なんなんでしょうねこの病気。最近感染によるものという説が有力なようですが、具体的にどういう菌なのかとかは、よくわからんです。
ただ、他の株に感染するかというとそうでもないようで、性質の近いベイチーやウィリンキーと並べておいても、隣の株にはうつらないんですよね。

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1年後。。。

その後一年、相変わらず黒斑は出続けるのですが、成長は至って順調。他の品種と遜色なく、すくすく成長していきます。

黒斑は出てはいるものの、こうしてみると、やや広がり方が改善されているような気がします。株が小さかったときのように、真っ黒になって一部だけ枯れ込むと言った進行の仕方はしなくなって、うっすらシミのようなものがところどころ出ているというような感じです。

 

葉先も綺麗ですし、子株も出始めたりして、成長自体は順調そのものです。

 

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さらに数ヶ月後。

 

最初の写真から1年半くらい経った状態です。
古い胞子葉の先が、黒く枯れこんでいるのと、葉脈に沿ってうっすら黒い斑点が出ているのが見えます。どうやら、斑点は胞子葉に集中するようで、貯水葉にはあまり影響なさそうですね。

貯水葉ターン。成長の勢いは全く衰えません。

 

葉が古くなると症状が目立ってくるようです。とはいえ、初期に比べれば大分改善されているような気がしますので、もう少しこのまま様子を見てみることにします。

 

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一旦まとめ。

ひとまず、黒斑がおさまるところまではまだ行っていないですが、特に処置をせずとも、成長自体は問題なさそうということがわかりました。
とはいえ、やはり黒斑が出続けると見た目的には良くないですし、改善できるのであればしたいところではありますね。。

もう少し様子を見て、次の胞子葉でも斑点が出るようであれば、何かしら処置を試してみようと思います。

では!

 

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