アフリカ亀甲竜の実生 

以前から園芸店で見るたびに、かわいいなぁ、ほしいなぁと思いながら、なかなか購入できずにいた亀甲竜(Dioscorea elephantipes) ですが、そうだそういえば、タネから育てればいいんじゃないかと気がついたので、実生してみようと思います。

なんとなく勝手に、塊根植物って成長にものすごい時間がかかるようなイメージを持っていたので実生を敬遠していたのですが、めちゃめちゃ立派なのじゃなければ数年で形になるらしい。

ひとまずここでは、種まきから発芽、塊根が膨らみ始めるまでくらいを記録できたらと思います。

 

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アフリカ亀甲竜の実生

 

こちらが亀甲竜のタネです。

 

2022.01.18

 

羽がついています。落とすとくるくる回って楽しいですが、あんまり遊ぶと何処かに飛んでいってしまうので、ほどほどに。

 

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下準備

 

すぐに土に撒かずに、まずはメネデールに浸します。メネデールは、100倍希釈。まるまる2日間浸します。

 

2022.01.18

 

2日経ったら撒きます。用土はバーミキュライトを使いました。種まき用の土とか、ジフィーとかでもいいと思います。お好みで使いやすいのを使いましょう。

 

2022.01.18

 

プラスチックの蓋つき容器の中にバーミキュライトを敷き詰めて、メネデールから引き上げたタネを、ぷすぷすと突き刺していきます。タネ部分が半分埋まるくらいでしょうか。好光性らしいので、他の植物を育てている場所でガンガン育成等当てました。

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発芽

 

待つことたったの1週間。根っこが出始めました。

 

2022.01.27
2022.01.27

 

タネを蒔くたびに思うんですが、これを発芽というのか、発根というのか。発根だよなー。タネって必ず根っこが先に出て来て後から芽が出るじゃないですか。だけどあんまり発根って言わないのなんでだろ。根っこが出ただけで喜ぶのはマニアってことなんですかね。マニアって言われたくないけど。

タネの上下がよくわからなかったので適当に突き刺したら、案の定上から根っこ出してるのがちょいちょいありますが、ちゃんと下に向かってUターンしてるので大丈夫でしょう。

 

そして播種から2週間。これなら堂々と発芽と言えますね。

2022.02.01

 

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19日目

 

思っていたより、全然成長早いですね。撒いてから19日で最初の葉が開きました。発芽率も悪くなさそう。

 

2022.02.06
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24日目

 

ケースの蓋に草丈が届いたので、蓋を外してから数日。葉が広がり始めました。

 

 

根元には塊根の片鱗が。もうそろそろ鉢上げでしょうか。

 

33日目

ちょっとそれっぽい感じになってきたので、ポリポットに鉢上げしました。スペース的に厳しかったので、1鉢に2株同居してもらってます。本当は1株ずつがいいですね。

土は赤玉の細粒と、バーミキュライトを混ぜて、マグァンプKをちょこっと入れてあります。

 

なんだか、やっぱり最初のイメージよりも随分成長が早い様な気がします。順調に、着々と。
芋部分に光が当たらない方が成長が早いという情報を得たので、なるべく膨らみがしっかり土に埋まる様にしてみました。

 

57日目。

 

順調に育っています。塊根部分もぷっくり感が増してきました。

 

2022.03.16

 

 

 

 

2022.03.16

121日目

 

個体差はあるものの、塊根部分がいい感じに膨らみ始めてきました。

 

 

窮屈そうだったのでプレステラに植え替えて、蔓を巻きつかせる支柱を。

一旦まとめ。

思ったよりサクサク順調に成長してくれる印象です。発芽率も高いですし、日に日に成長する姿は見ていて楽しいですね。ですがやはり、いわゆる亀甲竜のあの感じに到達するにはまだまだ膨大な時間がかかりそうなので、一旦ここで区切ります。

また成長したら別記事でご報告しますね。

 

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