夏に買ったレデボウリア・クリスパ(Ledebouria crispa)ですが、買ったまま植え替えをしていなかったので、そろそろプラポットから出してあげようと思います。
レデボウリア・クリスパの植え替え。
植え替えは休眠明け直前が理想
夏型で、生育は春から秋、冬に休眠する植物なので、基本的に植え替えは冬の落葉期明け、球根から新しい葉っぱが出てくる頃に行うのが理想です。そうすると、植え替えで傷んだ部分も回復が早いので、ダメージが残りにくくなります。とはいえ、本当は買ってきたときは季節を問わず植え替えてしまった方が管理が楽だと思います。私は無精者なので今の今までほったらかしでした。

買ってきたときは中心の球根一つだけでしたが、休眠前の11月には周りに小さいのがたくさんついていそうな感じ。分球は結構早いのかも。完全に植え替えのタイミングを逃したので、この冬はこのまま越冬させて、春に植え替えをすることにします。
新芽が動き始めました。
実はまだ1月なんですが、2階のリビングに置いていたら、あったかすぎたのか新芽が出てきてしまったので、植え替えを始めてしまいます。
土の用意
土は、赤玉土と軽石で、水はけ重視の配合にします。バーミキュライトも少しだけ足してみました。あってもなくても問題ないと思いますが。ついつい水やりしすぎちゃう場合は、軽いし多めの配合がいいと思います。私は水やりさぼりがちなので、ちょっと保水力高めにしてます。
鉢から外す
鉢から外してみると、新球ができていました。株分けしてしまおうか悩みましたが、まだ大きな株ではないのでひとまずこのまま。今回は植え替えのみにします。
根っこもしっかり張っていて、いい感じ。
植え付け
鉢底の穴が大きい場合は鉢底ネットを敷いておくと土の漏れがなくていいです。屋外に置く場合も、これをしておくとナメクジとかの害虫が鉢底から侵入するのを防いでくれます。
この上に、鉢底石と土を浅めに入れて、マグァンプKをひとつまみ入れておきます(すみません、写真撮り忘れました)
さらに肥料が隠れるくらいに土を入れて、その上にクリスパさんを、ぽん。
ちょっと鉢が大きすぎたかなとも思いましたが、入れてみると案外ちょうどいいかも。
根がしっかり隠れるように周りに土を入れていったら完成です!1週間くらい水をやらずに、馴染ませようと思います。
まとめ。
今回は、セオリー通りではなくやや季節外れの植え替えとなりましたが、植え替えのタイミングは植物の様子を見て決めるのが一番いいと思います。その年によって気候も違いますし、何より屋外なのか、屋内なのか、空調が効いているのかどうか、昼と夜の寒暖差はどうか、などによって、植物の成長速度もタイミングも、大きく変わってくるのが実際のところです。
季節の移り変わりをしっかり感じさせてあげて、休眠するときはしっかり休眠させる、成長するときはしっかり成長させるというメリハリをつけられるのがベストではありますが、環境の違いを無視して真面目にカレンダー通りの作業をしていると、案外作業のタイミングを逃してしまう、ということもあります。
一にも二にも、観察。ですね。
では〜