おしゃれスポットにいくと、必ずぶら下がってますよね、ウスネオイデス。見るたびに憧れてしまいます。そしていつの間にか自分の部屋にもぶら下がっているんですよね。ウスネオイデス。
でも、買ったはいいものの、だんだん元気が無くなって枯らしてしまったという経験ないでしょうか。私のウスネオイデスも、実は2つ目。最初のは見事に枯らしてしまいました。
ウスネオイデスが枯れる原因
枯れる原因には、当然いくつかあって、それも複合的な要因だったりするので難しいんですが、おおよそ
- 日照不足
- 水不足
- 蒸れ
このどれかに当てはまるんではないかと思っています。この中でも、日照不足は晴れた日に外に出すとか、日当たりのいい場所に移動するといったことで解決できますし、水不足は、こまめな霧吹きと月に一回のソーキング*で解決できます。
私が一番問題だと思っているのは、「蒸れ」。これが、実はなかなか気づきにくいんです。
なぜ蒸れるのか
最も蒸れが起こりやすいのが、夏場のソーキング後。びしょびしょにに濡らした後、いつまでも乾かない状態が続くことで起こります。特に、大きな束にして飾っている場合、外から見て乾いていても、束の内側が湿っている場合があります。そこに夏の日差しが当たったりなんかすると、あっという間に内側と束ねている元の部分から茶色く変色してきてしまうんです。徐々にではなく、急激に枯れ込んでくる場合、原因としては蒸れがもっとも可能性が高いのではないでしょうか。

飾り方を変える
蒸れを防ぐために、最も簡単な方法。それは、飾り方を変えること。下の写真のように、一度束をほぐし、横並びに薄く広げるようにかけると、水分が停滞せず蒸れを防ぐことができます。
ホームセンターで売っている棒材に針金を巻きつけて、ハンガーのようにしています。溝を切る場合は、工房併設のハンズであれば頼めばやってくれますよ。ユニディとかビバホームとかでもやってくれた気がします。
これで、逆に乾きすぎるなと感じる時は、もう少し束を密にしたり、部屋が乾燥している場合は加湿器や、霧吹きの回数を増やすなどしてみるといいと思います。
扇風機で風を送る
もう一つ、蒸れを防ぐのに絶大な効果を発揮するのが、扇風機。クリップ式のものなどもあるので、特に水遣り後はしっかり風邪を当ててあげるといいと思います。
まとめ
扇風機を使うにはなかなかスペースが取れなかったり、インテリア的にちょっと、という方は、まずは束でなく広げて飾る方法をとってみてはいかがでしょうか。ウスネオイデスは、霧吹きだけでは十分なすいぶんが得られず、徐々に株が痩せて見栄えが悪くなってしまいますので、定期的なソーキングが欠かせません。しかし、ソーキング後のメンテナンスが、実はその後の生育の良し悪しの決めてだったりします。濡らしたらすぐに乾かす。飾る時もこのことを意識していると、成長も早くなりますし、何よりいつまでも綺麗な姿を見せてくれると思います。