ゴーヤの自家採種。黄色くなったゴーヤからタネをとって、ついでに食べる。

グリーンカーテンのゴーヤがいつの間にか真っ黄色に変色していて、「あ〜!やっちゃった取り遅れた!」なんて経験ないでしょうか。しかも、黄色くなっただけならまだしも、割れて真っ赤な何かが滴り落ちていて、そこに黒くてちっちゃい何かが群がっている(大抵アリなので大丈夫です。)衝撃的な光景に愕然とした方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、それを捨ててしまうのは勿体無い。

熟れすぎたゴーヤは食べられるんです。しかも、正しく処理をしてタネをとっておけば、来年播くこともできます。

自分で育てた人しか味わえないので、意図的に完熟させるのも結構アリですよ。


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熟れ過ぎたゴーヤ。

こちら、我が家の熟れすぎゴーヤさんです。

ギリギリまで熟させて収穫しましたが、これ以上付けっ放しにしておくと。実の下からバナナの皮を剥いたように裂けて、赤い果肉が滴り落ちてくる上に、アリが群がるので、遅くてもこのくらいで収穫してしまうことをお勧めします。もしくは、黄色くなり始めた段階で袋をかけておくと安心ですね。

ちなみに下の写真が、もう少し前の段階。(別の実ですが)

完熟を目指すのなら、これだとまだちょっと早いかも。


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切ってみる

切ってみると、中身はこんな感じ。

緑色の時にはあったわたのようなものはなくなって、代わりに真っ赤なヌメヌメに包まれたタネがネチョネチョと入っているだけです。これを気持ち悪いと思うかどうかは人それぞれですが、見ようによっては、なんか、こう、トロピカルな感じしません?(しないか。)


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食べてみる。

食べてみると、種はほのかに甘くて果物のようです。南国の果物にありそうな感じ。そのままデザートとして食べられます。

外側はというと、苦味はまったくないし、柔らかくなっているので、生でサラダにできるくらい。

捨てるのはもったいないので、ぜひ一度食べてみてください。


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ゴーヤの自家採種 と 種の保存方法。

さて、完熟ゴーヤを美味しく食べたら、最後に残るのは種。せっかくなので来年用に保存しておきましょう。

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1.種を洗う

まず、周りのゼリーを食べ終わった種は、綺麗に洗いましょう。ゴーヤのタネは頑丈なので、結構ゴシゴシ洗っちゃって大丈夫です。取れにくかったら古い歯ブラシとかでこすっちゃってもOK。

果肉が残っていると、カビが生えたり発芽不良の原因になりますので、しっかり洗いましょう。

 

2.乾かす

タネの周りが綺麗になったら、ティッシュで水気を取り、別の綺麗なティッシュを敷いたバットなどの上に重ならないように広げて乾燥させます。

半日陰で半日ほど乾かして、水気を感じなくなったら、ネットに入れてさらに3週間ほど風通しのいい日陰に吊るしておきます。

 

3.保管

その後、ジップロックなどに乾燥剤と一緒に入れて、空気を抜き、冷蔵庫の野菜室で保存。来年の春を待ちます。

以上がゴーヤの自家採種方法です。種の蒔き方や育て方は、下の記事も参考にしてください。

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