2019年秋、サガリバナの苗を手に入れました。サイズ的におそらく発芽後一年経っていないのではと思います。
ずっと、自生地で水面を埋め尽くすサガリバナが見たいと思っているのですが、どうもなかなかタイミングがつかめなくて実現していません。
咲く時期と休みの取れる時期がなかなか合わないんですよね。
なので、いっそ家で咲かせられないものかと、苗を買ってみました。咲いたからといって、あたり一面のサガリバナはやっぱり現地に行かなければ見られないのだけど、それでも家で咲いたら楽しいじゃないですか。夏の夜が賑やかになるでしょう?
基本情報
和名: サガリバナ
学名: Barringtonia racemosa
原産地: 奄美大島以南、アフリカ、インド、東南アジア
交配: 原種
成長期: 夏
休眠期: 冬
花期:夏
耐寒性: 無し
耐暑性: 高温多湿は得意でしょう。
日照: たくさん当てたほうがいいと思います。
結実性: 割と結実しやすいらしいです。虫媒花。
おすすめの置き場所: 南国の戸外か温室。関東で屋内なら越冬可能
ひとこと: 育てる前に成長した時の置き場所を考えておきましょう。私はまだ考えてません。
2020年、1年目の成長記録
【2020.03.24】
購入したのは秋なのですが、その後は冬越しをしていただけで全く成長していません。3月に入ると気温が上がって新芽が出てきました。新芽は赤いんですね。
冬の間はずっと屋内。南側の窓辺でぬくぬくしてもらっていました。あったかい日が続くとちょっとず〜つ成長したりもするけど、それほど変化はありませんでした。
関東でも、屋内であれば問題なく越冬できるようです。さすがに外では無理でしょうね。勇気がなくて試してませんが、多分無理でしょう。
【2020.09.03】
夏の間にずいぶん成長しました。写真では分かりにくいですが、二周り暗い背丈が伸びた印象。夏の間の成長は比較的緩慢。ちょっと涼しくなってきたので、また成長始めそうです。
根っこがあふれてます。植え替えしないと成長できないね。
【2020.11.20】
↑のあと植え替えをしまして、その後順調に成長していますが、11月になり最高気温も20度を下回る日も出てきたのでかなり緩慢になっています。というよりもほぼストップ。それでも、最初に比べたらずいぶん木っぽくなりました。
一旦まとめ。冬さえ超えれば案外楽勝かも。
花が咲くまではまだまだ、まだまだかかりそうですが、気長に育てるしかなさそうですね。
今の所なんとか成長していますが、難関はやっぱり冬ですね。冬さえ越せれば、あとは乾かしすぎない様にするくらいしか気をつけることはなさそうな感じです。もともと水の多い場所に生えているはずなので、暖かい時期は水のやりすぎということはない様に思います。
冬は、なるべく暖かい場所で保護してあげて、成長が止まる様であれば水を控えめにする、などの気遣いが必要です。秋、最低気温が1桁になる前には、迷わず室内に取り込むことをお勧めします。
では、また大きく成長した頃に、ご報告ができる様、引き続きがんばりまっす。