ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウを水差しで増やす

昔から好きな植物の一つ、ツルニチニチソウ。実家で育てていたのですが、家を出てからはしばらくご無沙汰しておりました。つい最近、今の家のすぐ近くに群生しているのを見つけたので、先っぽを少しいただいてきて、水差しで増やそうと思います。


ads

挿し木の手順

ads

1.摘んでくる

こちら、摘んできたツルニチニチソウ。長めに30cmくらい取ってきてしまいましたが、そんなに長くなくても大丈夫です。
摘んできたのは2020年5月21日。

ツルニチニチソウ
2020年5月21日

ads

2.下葉をとる

下葉を取って、根っこを出させる部分を作ります。

ツルニチニチソウ 挿し木

下葉がついたまま水に挿してしまうと、そこから腐って失敗の原因になるので気をつけて下さい。水に浸かる部分には葉っぱを残さないように。葉っぱは先っぽに4枚ほど残っていればいいと思います。


ads

3.切り口を整えて、瓶に挿す。

切り花を活ける時と同じように、みずを張ったバケツやボウルの中で、良く切れるハサミで切り口を斜めに切断します。こうすると切り口が潰れずに、水をすいやすくなるので成功率が上がります。ツルニチニチソウは強い植物なので、やらなくてもうまくいくとは思いますが、なんとなく儀式的に。

水を入れたビンなど、適当な容器に挿して、直射日光の当たらない明るいところで管理します。私はお酒の空き瓶を使いました。どんな容器でも大丈夫ですが、口が細くて色つきの瓶が、やや成功率が高い気がします。口が細いのは、植物を支えるためと、カビや雑菌が入る面積を少なくするため。色つきなのは、アオコやカビなどの繁殖を抑えるためです。透明な瓶は水が腐りやすいですね。

ツルニチニチソウ 挿し木

持ってかえるに寄り道をしてしまったので、少しへたってますが、大丈夫と思います。すぐにシャキッとするでしょう。

このまま根っこが出るまで待ちます。


ads

根が出ました。

約2ヶ月後。無事発根しています。
実際にはもう少し早い段階で発根していたのですが、ある程度伸びてきてからにしようと思い、そのまま水にさしていました。

根っこが出たら、その根を傷つけないようにそっと、土に植えます。
赤玉土:5 鹿沼土:2 腐葉土:3くらいでしょうか。なんとなくですが。元肥にマグァンプKをひとつまみ入れてます。

この状態で、成長を始めるまでは水を切らさないように管理します。
水の中で出た根っこは、土に慣れるまで時間がかかるので、新しい根が生えてくるまでは、水多めの管理がいいかもしれません。
不安だったら、しばらくは腰水でもいいと思います。

\ 園芸用品も、大体そろうよ /

ads