別記事で種からの育苗を記録してきたシマシマトマト2種の成長記録です。
無事定植できましたので、収穫まで記録していきます。
種まき~育苗編はこちら↓ 全部ナス科なのでまとめて記事にしちゃうコーナー。成長するに連れて記事がごちゃごちゃになるのは目に見えていますが、どうかお付き合いください。
今年の品種ラインナップ
トマト:「ストライプオブヨール」「サンライズバンブルビー[…]
【2020.05.11】定植
ミニトマト2品種、定植いたしました。サンライズバンブルビーとストライプオブヨール。
サンライズバンブルビーはミニトマト、ストライプオブヨールはミディトマト(中玉)です。
どちらもシマシマのおしゃれトマトです。
本当はセオリーどうり一番花房が付くまで待とうと思ったんですけど、待ちきれず…悪い癖ですね。セオリーなんて守った試しがないんじゃないか。笑
トマトの花は全て同じ方向につくので、地植えの場合は特に、花が咲いてからでないと、ひどく収穫しにくい方向に実がつき続けることになりかねないんですが、まぁ、それよりも窮屈そうな根っこを早く解放してあげたほうがいいんではないかと思ったりして。
ちゃんと成長を始めるまで油断はできないですが、植え付けが終わるとなんかほっとしますね。
【2020.05.24】
定植後は特に問題なさそう。
ストライプオブヨールには花芽が付きました!
【2020.05.24】第1果房 開花スタート
花が開き始めました。
実になるのは、駄文だいたい1ヶ月後。7月になる頃には収穫し始められるでしょうかね。
花のつく房のことを「花房」と言いますが(そのままですね。)一番最初に着いた花房、第一花房のすぐ下から出る脇枝を伸ばして、今回は2本仕立てにします。↓
【2020.06.06】窒素過多
ストライプオブヨールの第1果房の様子がおかしいです。
途中から普通の葉っぱになって伸び続けています。これ、窒素過多の典型的な症状の様です。
今から肥料を取り除くわけにもいかないので、基本見守るしか無いのですが、ひとまずこの先っぽの葉っぱは取り除いてしまうことにします。そして、できるだけ早く土中の窒素を消費しなければいけないので、窒素といえば葉物野菜でしょうと思い余っていた小松菜の種を株元に蒔いてみました。どうなることやら。
実は、このトマトを植え付けている場所、前作に落花生を作っていた場所なんですが、豆科の野菜というのは根に共生している根粒菌の働きで窒素を土の中に増やすことで知られています。なので本来であれば改めて窒素肥料を足さなくても十分なはずだったんですが、うっかりしていて普通に元肥を入れてしまったんですね。もしかしたらそれが原因かもと、今更思っています。
ちなみに、窒素過多の時は水を控えめにすることで窒素の吸収を抑えることができる様です。トマトは水分が少ない土壌でも平気で生育できるのでこの方法は適しているんですが、雨ざらしの地植えでは、雨は不正¥着ようが無いですしね。これから梅雨だし。
ま、一応花はついているので、ひとまず様子みましょう。
あ、そうそう、サンライズバンブルビーも花芽付きました。
こっちも、葉っぱが内側に巻いていたり、窒素過多の兆候はありますが、ストライプオブヨールよりは平気みたい。
花芽も正常です。
【2020.06.09】膨らんできました!
ついに膨らんできました。
中玉のストライプオブヨールです。
ヘタが蛸みたい。このヘタの大きさに見合様なサイズの実がなるということですよねきっと。
【20.06.13】模様が出てきた
どんどん膨らみます。
ストライプオブヨールの模様が見えてきました。ワクワクしちゃいます。
でも、まだ収穫までは、ここから1ヶ月以上かかるんでしょうね。
そうやって、いつも焦らすのね。
一昨日くらいから関東が梅雨入りした様です。
毎日雨、雨、雨。
窒素過多の兆候があるトマトには、あまり水をやりたくないのだけど、屋根を設置するスペースもないし。
【2020.06.21】
ストライプオブヨールです。
一段と模様がはっきりしてきて、サイズも日に日に大きくなっています。
窒素過多の影響だと思いますが、花数はやや少なめ。実にならずに落ちてしまうものもちらほら。
仕方ないですね〜来年気をつけます。
【2020.07.05】
サンライズバンブルビーも、着々と。隣に植えているのに、こちらはあまり窒素過多の症状出ていません。
ストライプオブヨールは、もうなんかお化け状態で茂りまくって先が折れてしまったので、摘心してしまいました。
この株は、でかいくせに収穫は期待できなさそう。
予備で鉢植えにしていた方が、実り良さそうなので、こっちに期待です。かなり模様はっきりしてきました。
【 2020.07.17】収穫!
初収穫です!一粒だけだけど。
雨続きでちょっと裂果しちゃいましたが、美味しいトマトになりました。
他の熟れかけのトマトを見てみたら、タバコガに食われているものが幾つかあったので、対策しなくてはいけません。
【2020.07.17】二つ目も
着々と色づいています。
【2020.07.18】二個目収穫
二個目です。こちらはあまり裂果もなく、綺麗にできました。やっぱり雨が多すぎて、味は少し水っぽいかも。
切るとこんな感じ。↓
サンライズバンブルビーも、いつの間にやら熟していました。
窒素過多とかいろいろありましたが、なんだかんだでそれなりの収穫はできそうな感じ。
ただ、やっぱり庭が狭いので、管理が行き届かず、こんなことになってしまうものも。
タバコガに食い尽くされたストライプオブヨール。
食べるなら全部食べればいいのに、右から左に一方通行で穴を開けるだけの贅沢な奴です。
気づかなかった私もいけないのですが。このはらぺこ青虫的なつまみ食い、実際にやられるとちょっとイラッとします。
食べてる途中で見つけられればいいのですが、こういう風に食べ終わった後(穴が2つ空いていたら食後です)だと、もう他の実に移動している可能性が高いようです。
管理のしやすいように植えるのは大切ですね。
タバコガ対策には、以前ヨトウムシ対策に用意した「ゼンダーリ」を散布してみました。
いなくなってくれるといいのだけど、ここ半月くらい毎日雨なので、こまめに散布しないと全部流れてしまいます。困るなぁ。。。
野菜を育てている方には年中行事の一つとして馴染みの深い『 対ヨトウムシ戦 』ですが、今年はその戦いに終止符を打つべく(といっても毎年出てくるんですけどね。)今までの経験を総動員して迎え撃ちます。徹底交戦です。本気です。マジと読みます。 […]
【2020.07.20】裂果…
1〜2日に一個くらい、スローペースですが収穫できるようになってきました。
肥料のバランスがもう少しよければ、もっとすずなりになってたんでしょうね。
裂果が目立つのは、やはり雨のせいでしょうか。昨日今日と晴れていますが、今日も午後から雷雨とか。
梅雨は一体いつ明けるんでしょう。今年は長そうです。
【2020.07.23】落果
今日、脇芽かきをしていたんです。そしたらすごく長〜い脇芽を見逃していたのに気がついて、これはとらなければ!と根元からちょん切って引きずり出そうとしたところ、、大きくなって色づくのを楽しみにしていた実に引っかかり、ぼとっ!という音を立てて落ちました。
朝からとてもショックです。このまま置いといたら色づくでしょうか。(その後、2週間くらいで一応黄色になりましたが、普通に熟れたのよりは薄めのような気がしました。)
【2020.07.26】サンライズバンブルビー収穫 .02
サンライズバンブルビー収穫2回目。今回も2粒…。まぁ、一度にたくさんとれるより、ポツポツと気長にとれる方が使いやすいかもね。笑
前回のは模様が少し薄かったので、黄色くなってからもう1日つけっぱなしにしていたら、模様がはっきりしてきました。サンライズ(日の出)感出ました。
【2020.08.18】
サンライズバンブルビーが一斉に色づき始めました。しかし、同時に葉っぱもボロボロに。。。収穫まで持つか。
ストライプオブヨールは、結局ほとんど裂果でした。味は美味しいんですけどね。トマトは大きい品種ほど難しいという意味が、なんとなくわかった気がします。
【2020.08.22】採種と切り戻し
狭い庭に密に植えすぎたのがよくなかった。案の定ハダニが大発生し、葉や茎はもちろん、実まで被害を受けてしましました。
仕方なく、完熟前のみも含めて、なんとか食べられそうなものをすべて収穫。
綺麗に洗った後、しばらく水に浸してハダニを駆除します。未熟な実は、この後しばらく常温に置いて追熟させようと思います。
しかし、今年の収穫もまだ諦めたわけではありません。ハダニに負けてたまるもんですか。根元の辺りから脇芽が出ていたので、そこまでバッサリと切り戻し、その脇芽を育てる作戦です。私はしぶといんです。ハダニ並みに。


この脇芽からの再生が、うまく収穫まで行けるかどうか保証がないので、今のうちに来年用の種をとっておくことにします。
この続きは、別記事で「切り戻しからの再生編」、「自家採種編」、にまとめようと思いますので、少々お待ちくださいませ。
2020年に栽培したシマシマトマト2種、サンライズバンブルビーとストライプオブヨールを自家採種して、来年のための種を作ってみます。 なぜ自家採種をするのか。 トマトに限らず固定種や古来種、在来種の野菜や植物であれば、種をとっ[…]
狭い庭に、欲張っていろいろ植えすぎたのがよくなかった。ちょっと目を離した隙にハダニが大発生、収穫間近のトマトが壊滅的な被害を受けてしまいました。 しかし、こっちだって負けていられません。これで「あぁ〜今年は終わりだねぇ〜」なんつって引[…]