パイナップルが194円だったので、晩ご飯にパイナップルチャーハンを食べようと思って、パイナップルを買ってきました。
綺麗な葉っぱも付いていたので、この葉っぱを育てる事にします。
当然ですよね。葉っぱついてたら普通育てますよね。
実はパイナップルは、
本体の上に付いてる髪の毛部分(クラウンと言います。)を土に植えると2年ほどでそこから花序が伸びて新しいパイナップルができるのです。
変な生態してますね。当然、その新しくできたパイナップルのクラウンからも、新しいパイナップルが作れます。
お?
…という事は?
そのままひたすら育て続けたら、パイナップルの上にパイナップル、そのまた上にパイナップル…!!
だんご三兄弟みたいになるのか!!!
と、ウキウキしたあなたは残念賞。そんなわけがありません。
ついた実をほったらかしにしていたら、腐って大変なことになっちゃいます。ご近所さまからも、きっとブーイングの嵐です。
実がつく前後で吸芽(イチゴのランナーと同じような役割のもの、要は小株です。)が出てくる様なので、多分野生ではこっちで繁殖するんだと思います。クラウンは、構造的には吸芽と同じ能力を持っているようです。
だからクラウンで挿し木ができるんですね。植物って不思議。
だんご三兄弟は無理ですが、この髪の毛部分を植えつけて、収穫したパイナップルの頭をまた植えて…を繰り返して言ったら、1~2年ごとにひたすらパイナップルを収穫し続けることができます。うまく吸芽が出てくれれば、増やすことだって夢じゃありません。土地さえあれば一個のパイナップルから畑が作れるかもしれません。
やってやろうじゃないですか。パイナップル畑。(え。)
挿し木の準備
こちら、買ってきましたパイナップル。

Doleのスウィーティオです。AEONが首都圏を中心に展開しているスーパーみたいなコンビニみたいなちっちゃいスーパー「マイバスケット」で買いました。
大前提ですが、髪の毛(クラウンです。)が綺麗なものを選びましょう。真上から見て、中心の成長点が残っているものでないと、成長しないか、著しく成長が遅くなってしまいます。(時々、中心だけくりぬかれているものがあるようです。)
ではさっそく、頭をちょんぎります。
赤線のあたりでスパッ! といきましょう。ギリギリじゃなくて、少し果肉も一緒に切るのがポイント。
切ったら、残っている果肉の部分をつまんで下に引っ張ると、ぬるんと外れます。なんか、イカの解体とかのイメージ (ちがう?か?)
果肉が綺麗に外れたら、下の方の葉っぱをひたすらもぎもぎします。好きな人は好きな作業だと思う。私は好きです。大好き。楽しくなっちゃって、もぎもぎしすぎない様に気をつけましょう。
2センチくらいもげたら大丈夫。この、葉っぱを外したところが、根っこの出てくる部分になります。見えますでしょうか。
葉っぱを外したところに小さな白いプチプチした突起があります。これが根っこの素です。ここまで出来たら、この後の方法は2種類あって、
このまますぐに水に刺す方法と、もう一つは少し乾燥させて土に刺す方法。
どちらでも、ご自身のやりやすい方法でいいと思います。私は以前水に刺す方法で試した結果、水の入れ替えを怠って腐らせてしまって、そのあと土でやったらあっけなく成功したので、今回も土に刺す方法でやらせていただきます。
安全に行きます。
切り口に水っぽさがなくなるくらい乾いたら、土に刺しましょう。
ここも考え方はいろいろあって、乾かさずにそのままやっても、特に失敗するという事はないようです。が、私はここも安全に行きます。乾かしといた方が腐りにくいような ”気がする” だけです。
用土は赤玉土単用で、肥料分もなしです。肥料は根っこが出て、最初の植え替えの時に元肥をちょっと入れれば大丈夫。
この状態で、根っこが出て成長を始めるまで明るい日陰で乾かさずに管理します。
時期は、GWを過ぎて、5月下旬から7月くらいがいいんでしょうかね。あったかいうちに根を出してもらって、寒くなるまでに軌道に乗せておくと、冬越しもハードルが下がると思います。
ここからは別記事で経過観察に入ります。収穫までたどり着くでしょうか。。。
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